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【産後うつは甘え】橋本琴絵さんの炎上で夫がサポートすべきという声もあるがまずは働き方改革が必要じゃない?

2020年9月18日コラム橋本琴絵

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【産後うつは甘え】橋本琴絵さんの炎上で夫がサポートすべきという声もあるがまずは働き方改革が必要じゃない?

“産後うつは甘え"

こんなことを発言した橋本琴絵さんが絶賛炎上中だ。

ここ最近、産後うつは問題化してきているが、果たして甘えなのか?夫がサポートすべきという声もあるがそれが本当に正しいのか?

自分なりの意見で以下でまとめてみようと思う。

橋本琴絵さんが「産後うつは甘え」とツイートし炎上

9月16日、橋本琴絵さんが以下のようなツイートをして炎上した。

産後うつを言い訳にして育児や家事を怒ったたら、怒鳴りつけて躾けろという内容。

これが育児中の女性や、育児経験のある女性、さらには男性陣からも批判を呼び絶賛大炎上中だ。

なお、炎上しているのにもかかわらず一瞬トレンド入りしたことを喜んだツイートしたらしいが、現在は削除されている。

そもそも産後うつは甘えなのか?

ここで疑問なのだが、そもそも産後うつは甘えなのか?結論から言えば「NO」だ。

橋本琴絵さんは炎上したことでトレンド入りしたのを喜ぶくらいメンタルが強い女性だけに、産後も難なく家事や育児をこなせたのでしょう。

しかし、日本だけでなく世界的にもこの「産後うつ」は問題になっているようで、専門医の方のインタビューが載っている記事をご覧ください。

実際に私の友達の夫婦も結構似たようなことが起きていたようで、「出産後は嫁が言うことに"はい"以外は言わない方がいい。否定しようものならこのまま絶縁するんじゃないかと思う空気になる」などと私の友人の夫婦たちは証言していて、出産後は精神的に落ち込むことが実際にあるようだ。

このように橋本琴絵さんは自分の体験談を基準にして、それが一般的だと思い込みツイートしただけでなく、「怒鳴って躾けろ」という文言が余計に反感を買う結果になってしまったようだ。

とりあえず、鬱状態の方に「怒鳴りつける」のは御法度であり、もしかしたら自ら命を断つ最悪の結果にもつながりかねないので絶対にやめましょう。

産後うつは夫がサポートが必要だと思うけどさぁ

確かに産後うつは社会問題であり、一番身近な夫がサポートすべきと言う声もある。

中には、出産直後に夫も会社を1週間使って休み、妻をサポートしたというエピソードもTwitterでよく見受けられる。

ただし、男側の育児休暇取得率は、年々増えてはきているとは言え、2018年で6.2%とかなり低い。

さらに期間が非常に短く、5日未満が56.9%、8割以上が1か月未満となっている。

【産後うつは甘え】橋本琴絵さんの炎上で夫がサポートすべきという声もあるがまずは働き方改革が必要じゃない?

■引用元:https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/meeting/consortium/04/pdf/houkoku-2.pdf

このような低い取得率、そして短い期間という状況下で産後直後の妻をサポートとしろと言うのはなかなか難しいのではないかと思う。

ほとんどの男性は平日朝から夜まで会社で働き、その後掃除やらご飯の支度をこなすのはできるっちゃできると思うが、その上で自分も会社で消耗している中で、精神状態不安定な妻を気遣い サポートするのはなかなかハードゲーであり、逆に自分も病んでしまうのではないか?とちょっとした不安が残る。

産後うつ問題や子育て問題を解決するにはまずは働き方を考えるべきでは?

過去に林修先生が番組でおっしゃっていたのですが、そもそも昭和の頃まで子育ては三世代同居で、祖父、祖母、父、母の4人がかりでやってなんとか成り立っていたのですが、現代は核家族がメインの家庭が増えてしまい、父親と母親の二人だけ子供を育てなければいけない環境下であり、どの家庭も非常に厳しい現状だと思われます。

さらに、ここ数年は平均年収は右肩下がりであり、夫は容易に休んではいられず、それだけでなく生活費の補填に妻もバイトやらしなければ成り立たない家庭も多いでしょう。

私の出身は田舎なのですが、田舎では核家族とは言え両親が住んでいる実家が近く、祖父母に会おうと思えばいつでも会える状況下であり、さらに地域コミュニティが強く御近所さんがどのような人が住んでいるのかは大体みんな知っています。都会に比べれば、圧倒的に子育てはしやすい環境だとは思いますが、それでも地元帰るたびに父親や母親になった友人たちはみんな大変そうにしています。

田舎でこの状況下なのだから、近所にどんな奴が住んでいるかわからない都会において、相談できる相手が夫のみという状況下で、夫が理解できない状況だともう詰みですよね。

なので、なるべく産後うつの妻をサポートするためには、まずは男も産後休暇をより取得しやすい環境下にまずは働き方を変えなければ、対して解決しないのではないかと思う。

里帰り出産も検討すべき

産後うつの辛さを知っているのは、なによりも自分を産んでくれた母親でしょう。

なので、私個人的には上京して都会に住んでいて夫との絶大な信頼関係を結んでいるのなら、出産だけは母方の実家へ帰り、実家近辺の病院で出産すると言う「里帰り出産」も検討すべきでは?と思う。

実家なら病院退院しても、祖父・祖母がいるし何よりもあなたを育ててくれた最大の理解者でもあるから、産後うつもきちんと理解してくれるでしょう。(大学の後輩の女性の経験談)

ただし、里帰り出産もその後の手続きが面倒だったり、夫と離れる場合、夫の浮気が気になるなど、デメリットがあるようでよく検討してみよう。

私個人的には、妻のことを考えると、生まれ育った故郷で何年も一緒にいた祖父母のそばで出産できる里帰り出産はぜひおすすめしたい。

2020年9月18日コラム橋本琴絵

Posted by メソマ@管理人