【動画】日本スペイン戦 三笘薫選手のクロスは誤審？VAR判定に不満の声【前田の頭で誤作動説ネタ】
2022年12月1日にサッカーワールドカップカタール2022(W杯カタール2022)のE組最終決戦が行われた。
対戦カードは日本 VS スペイン。FIFAランキング7位の強豪国であり下馬評でも日本が圧倒的不利だと言われていたのだが、後半に逆転し日本が見事2-1で勝利を収めたこと。
日本時間では決着がついたのが午前6時くらいの早朝であったのにも関わらず、渋谷などでは人々が集まり大騒ぎするなど劇的な勝利に日本中が歓喜の渦に包まれましたが、海外からは日本の決勝点となった得点シーンについて誤審なのでは？という指摘が。
ここでは、サッカーワールドカップカタール2022(W杯カタール2022)日本 VS スペインの三笘薫選手のクロスの誤審疑惑についてまとめていく。
日本 VS スペインの三笘薫選手のクロスの誤審疑惑の動画
2022年12月1日に行われたW杯のグループリーグE組の日本対スペイン戦が終わった直後に誤審なのでは？と誤審疑惑がかけられた。
疑惑がかけられたのは日本の決勝点となった得点シーンであり、後半5分にペナルティーエリア内から堂安選手が右足シュートを放ち、ファーサイドに抜けたボールを三笘薫選手が戻し中央でMF田中碧選手がシュートを決めたときだ。
the fact that Mitoma’s assist “magically" bounced to avoid hitting Maeda’s body was unbelievable 🤯https://t.co/h4IXXBGGXX
— Blank (@randomness78) December 1, 2022
動画では分かりづらいが、画像を見てもらえば分かる通り三笘薫選手がクロスを上げたときに、ボールがゴールラインギリギリにあったことがよく分かるだろう。
人間の目視では分かりづらいので、ゴール後に審判がビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）を使用して時間を掛けて確認したところ、ボールはラインを割っていないとして、日本の逆転ゴールが認められ、その後もスコアは動かずに2-1のスコアでそのまま日本が勝利。
がしかし、この判定に海外の一部では納得がいかなかったようで、Twitterでは誤審なのでは？と話題となった。
三笘薫のクロスの判定に誤審・検証する海外勢
日本ではそこまで荒れてはいないのだが、海外ではVARを使用して判定を下したのにも関わらず、納得がいかない層が一定数いたようで文句をつけたり、それに対する反証としてラインは割っていないと検証する様子をツイートする人たちで議論を呼んだ。
For all those saying the ball was outside definitely don’t know the rules. They always take the view from top, not from side. The ball is curved so it definitely was “IN”. Japan totally deserved that win. pic.twitter.com/Ix7xdhvmNw
— Habeeburahman (@Habeebu16807718) December 1, 2022
Have some judgment. pic.twitter.com/8gAonIRTvf
— Adria C. López (@lopsius) December 1, 2022
— Gary Neville (@GNev2) December 1, 2022
Japan’s goal against Spain was correctly awarded by VAR. The angle we saw on TV was just misleading. #JAPSPA#FIFAWorldCuppic.twitter.com/Dkhgh6qdsz
— Pranav M (@pranavisabeast) December 1, 2022
The Japan goal explained for beginners!! & commentators apparently. #ITVFootball#WorldCup2022#Japan#Spainpic.twitter.com/ixFNd5Bnx5
— dvdmolen (@dvdmolen) December 1, 2022
The angle you see things from can massively distort whether any part of the ball is overhanging any part of the line. Officials get one look at it (and were right!)
Ball in the same place in all 3 photos, as in #Japan vs. #Spain game this evening #FIFAWorldCup#JPNESP#JPN#ESPpic.twitter.com/Sneis6TGr5
— Christopher James (@ChrisJames_90) December 1, 2022
これはほんの一部の一部の一部だが、ラインを超えた・ラインは割っていないと議論になったのだが、ラインを超えたと主張する人は基本的に動画映像に写っていた場面で判断する人が多い印象。
スペイン戦のVAR結果は誤審ではなくラインは超えていない←結論
三笘薫選手のプレーは確かに際どく、動画だけ見ると完全にラインを超えているのだが、ラインの真上から見ればホントギリギリだが超えていないのが確認できる。
Googleの画像認証のように9分割してみると分かるのだが、ほんの数ミリだけラインをかすっているのがお分かりだろうか。
なので、審判の判断は誤審ではない…というかVARはこういった人為的には判断しづらいプレイをより正確に判断するために用いられた判定方法であり、実際に証拠画像も出回っていることから誤審でないのは明らかだ。
過去にワールドカップでもこういった際どいプレーは何度かあるのだが、どう考えても誤審もあったしそれが原因で敗退する国も見受けられた。
そういった反省点からこういったAIの最新技術を用いた判定方法が導入された経緯もあり、最初は騒がれたが試合終了後数時間も経てばそのような誤審とイチャモンをつける声は時間とともに消えていった。
【ネタ】VARが前田の頭で誤作動した説
ネタにはなるが、海外の一部ネットユーザーの中からは「前田の頭でVARが誤作動したのではないか」と一部で話題となった。
【W杯】「VARが前田の頭で誤作動した」説がドイツ国内で広まる pic.twitter.com/ei8OE2mcs3
— 2ちゃんねる迷言集 (@mg2b5) December 2, 2022
確かに、ラインの近くの前田大然選手の頭がボールのように見えるが、VARのシステムはかなり優秀であることが伺える。
1つがキネクソンが開発したチップを使ったトラッキングシステムです。公式球の中に埋め込まれており、正確にボールの位置を測定できます。もう1つは他社製の「ホークアイ」と呼ばれる技術で、テニスなどでも使用されています。会場に設置されたカメラによって、映像で判断するシステムですね。
▶https://news.yahoo.co.jp/articles/101388179718b2f6164702f2e47809eebad68415
このようにボールの中にチップが埋め込まれており、正確にボールの位置を測定できるという画期的なシステムであり、前田選手の頭をボールと認識することはまず不可能だ。
それでも認めようとしない人も
なお、ここまで証拠画像や検証動画が上がっているのにも関わらず、認めようとしない人もいるようで、その一人が現役選手の李承佑だ。
同国放送局「ＳＢＳ」で中継解説委員を務める李承佑（イ・スンウ＝水原ＦＣ）は「出ましたね。ゴールラインから出ているように見えた。私が思うにアウトだった」
まぁ検証動画や画像を見てもらえば見解を改めるとは思うが、とりあえず日本の快進撃とは裏腹に韓国はリーグ敗退の危機なので、他国よりも自国のことに目を向けて応援すれば？とは思う。