【スパイファミリー】キャラへの愛着ゼロ?作者の遠藤達哉の発言が賛否両論【SPY×FAMILY】
2022年4月9日より、赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディであり、2022年春アニメで最も期待されていると言っても過言ではない「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」。
そんなスパイファミリーの公式ガファンブックが発売されたのだが、その中で作者の遠藤達哉先生のインタビューの発言が賛否両論を呼んでいる。
ここでは、スパイファミリー公式ファンブックでの作者の遠藤達哉先生の発言についてまとめていく。
キャラへの愛着ゼロ?スパイファミリー作者の遠藤達哉の発言が話題に
2022年春アニメの中でも覇権確定という空気が流れている「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」。
5月には公式ガイドブックが発売されたのだが、その中で作者の遠藤達哉先生のインタビューの発言が賛否両論を呼んでいる。
というのも、作者の遠藤達哉先生は正統派のイケメンキャラなどはあまり描くのに乗り気でなかったようで、編集者の林士平(りんしへい)氏が何度も「月華」が連載されていた時も散々催促したことを語っており、結局スパイファミリーを立ち上げるに当たり、ロイドフォージャーというイケメンキャラを描いたことを讃えていたのだが、「だからキャラに愛着がゼロなんですよ。色々諦めた結果なので(笑)。」とスパイファミリーのキャラはもともと描きたかったキャラではないような発言をしている。
「カッコいいと可愛いは漫画では大事ですよ」と説得に説得を重ねた結果、スパイファミリーが生まれたと言っても過言ではないくらい、イケメンキャラを描くことに対して拒絶していたことが伺える。
ちなみに、スパイも特には好きではないらしく、なんとなくの思いつきで選んだようだ。
スパイという職業が好きなのではなく、あくまで「正体を隠している」というシチュエーションが好きらしい。なお、独身のようだ。
特に思い入れがなく、愛着もないキャラがいる漫画がこのようなブームになるとは作者の遠藤達哉先生が一番想定していなかったのではないかと思われる。
というか、一部のまとめサイトなどのコメントでは「作者が最大のアンチ」という皮肉めいたコメントも。
スパイファミリーキャラへの愛着ゼロ発言が賛否両論に
そして、この発言が拡散され、賛否両論の声が飛び交っている。
スパイファミリー、売るために描いた漫画だからキャラクターに愛着ゼロみたいな話を作者の人がインタビューかなんかで言ってたの見たことあるけど売るために描いた漫画が売れるの凄いな。
— 悪意 (@Gewaltakui) May 10, 2022
スパイファミリーの作者が本来描きたい作品は別にあって、今のキャラに愛着は無いって話
「歴史小説家」のコナン・ドイルだって飯の種のために書き始めたラノベが大ヒットしちゃって、結局あんだけ書き上げたからなあ
作家だって必ずしも書きたいものを書いてるわけじゃないよね— 水無月 (@Minaduki_1100) May 10, 2022
「スパイファミリー」の作者がキャラに愛着が無いとか言うのでショック受けてるファンが多いようだが、さいとうたかを師なんかカメントツ氏のインタビューで「ゴルゴ?あら商売で続けてるだけや」と堂々と言ってのけたので漫画家というのは基本的にそんなもんだと思ってた方が精神衛生上よろしいわな。
— ヤボ夫 (@amareviewer) May 10, 2022
スパイファミリーの作者さん、スパイファミリーのキャラクターへの愛着ゼロだって自分で言ってたけど、過去作のどんなキャラより印象に残るキャラなのは悲しいな
SQでやってた月華美刃はよくある感じのジュブナイルファンタジーであまり印象に残らなかったけど、スパイファミリーは強烈に印象に残る
— フジダイ @光の絵師兼料理人兼園芸師兼リアルクラフター兼自営業 (@fujidai_s) May 10, 2022
ファンブックで冗談でも愛着ゼロって言ってしまってる
↓
だからその熱量の低さが作品にも出てしまっているでもその愛着ゼロの作品が大ウケしてアニメにもなってる
↓
それをどこか客観視して冷めた目で見つめている自分がいて、それも作品に出てしまっているって感じですねスパイファミリー…
— 黒ぬこちゃん (@96nukofestival) May 10, 2022
スパイファミリーの作者が作品に愛着無いの、別に全く問題ないでしょって思うけどな。連載漫画って商売だし。編集も交えて計算で面白くて売れるもの作れてるなら大正解では。
— 紅月れいじ (@5_purupuru) May 10, 2022
「スパイファミリー」の作者さんがキャラへの愛着はゼロと言ってたそうだけど、愛着が欠片もないキャラで漫画描けるのもすごいな。売れるために描いて実際に売れた作品なら仕事として描けるのかもしれないけど。どんな気持ちで漫画描いてるんだろう
— ヒムラ (@himla_19th) May 10, 2022
スパイファミリーの作者がキャラに愛着ないのは個人的に創作ってそんなもんじゃんって感じ。
本当はこんなの書きたくないってプライドがあって不本意で口から出ちゃったんだろけど、言葉では否定してるのに結局屈して書いちゃってるの作者がダサいってだけ笑 作品に罪はない— サクサクレモン🍼 (@Shiro_Kuro24) May 10, 2022
みたいな感じで様々あるが、愛着なかったというセリフは言うべきではなかったと思うが、結局ツイッターでもノリノリでイラスト投稿している様子を見ると、愛着はないと言いつつもそこまで描くことに抵抗はないみたいだが…?
まぁ漫画家はあくまでビジネスであり、愛着あろうがなかろうが最終的に売れたもの勝ちの世界なため、作者もそこは割り切っているのだとは思う。
ちなみに、愛着無しで売れないというのが一番漫画家としては辛いとは思う。
バクマンの佐々木編集長の言葉
スパイファミリーはジャンプ+に連載されている漫画だが、過去にジャンプで連載されていた二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のり・その活動を描いた「バクマン」という漫画に登場する佐々木編集長のセリフが思い浮かぶ。
自分の描きたいものが描かせてもらえない
これは自分に才能が無いと自ら認めている事だ
漫画は作者が描きたいもの=面白いとは限らない。描きたいものを描いてそれが受け入れられる漫画家は極わずかという厳しい世界を象徴する言葉だが、やっぱり上でも言っているように売れたら正義の世界なので、スパイファミリーの今後の展開には期待したいところ。
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