【ポリコレ】トイストーリー4はひどい・つまらない・見ないほうが良い?海外の反応が高評価なのは本当か
ポリコレに染まったディズニー映画 更生するやつはもういない…?
2019年7月12日に公開された、ディズニーピクサーの人気シリーズであるトイストーリーのシリーズ完結作である「トイストーリー4」。
トイストーリー3の時点で綺麗に終わったのにも関わらず制作されたこのトイストーリー4なのだが、日本と本国アメリカを始めとする海外では評価が違うとも話題だ。
アメリカでは「ポリコレ」というゴミ思想が蔓延しているためか、比較的高評価なのだが、日本では否定的な意見が多い。
ここでは、「トイストーリー4」の日本における評価が低い点とその理由、なぜ海外では評価が高く日本とは違った感想が多いのかなどをまとめていく。
※ネタバレを含みます。
トイストーリー4はつまらない?日本での評価が低い理由
2019年7月12日に公開された、ディズニーピクサーの人気シリーズであるトイストーリーのシリーズ完結作である「トイストーリー4」。
トイストーリー3の時点で綺麗に終わったのにも関わらず制作されたこのトイストーリー4なのだが、日本と本国アメリカを始めとする海外では評価が違うとも話題だ。
そんなトイストーリー4だが、6月24日に金曜ロードショーで地上波初放送が行われるのだが、あまり歓迎の声が聞こえない。3は見るけど4は見ないといった感じで。
ではなぜ日本では評価が低いのか?
ポリコレ要素が強い
まず一番に挙げられるのが、ポリコレ要素がひどい件だ。
ポリコレとは、「ポリティカル・コレクトネス」の略であり、人種・宗教・性別などの違いによる偏見・差別を含ませないような配慮をクリエイター側に半ば強制的に押し付けること。
「行き過ぎた平等」「行き過ぎた配慮」「行き過ぎた批判」とも言われるが、現在ディズニーをはじめ、日本以外のエンタメ業界で蔓延しているゴミ思想だ。
具体的にトイストーリー4ではどのようなところポリコレ思考に毒されているのか?
ウッディはただの引き立て役に
まず、主人公のウッディ。1〜3までは主人公として、アンディの一番のおもちゃとして、他のおもちゃたちを率いて様々な困難に立ち向かうリーダーだったが、4にはそのような影はない。
冒頭からボニーに無視され親に2度も頭を踏みつけられるなどぞんざいな扱いを受け、終いには自分で作ったフォークと糸のガラクタである「フォーキー」のほうが大事とされ、半ば捨てられるというもの。
「トイストーリー」というタイトルは付いているが、初見の人は「トイストーリー」だと思わないほうが良い。
主役はボーピープにしてフェミニズムを強調
トイストーリー4では、ウッディに変わり主役はあくまでボーピープ。
これが一番のトイストーリー4におけるポリコレ要素なのだが、ボーピープは人間から開放された独立したおもちゃという描き方をされており、まさに昨今問題となっているフェミニズムを象徴するような存在として作中に登場。
なぜか4では「おもちゃの自立」が強調されており、4ではおもちゃというか「自我を持ったなにか」みたいなもので、これは1〜3までの「人間との絆」を描いてきたストーリーを全否定する内容なので一番の非難どころだ。
あれだけ「おもちゃ」として人間との絆を描いて、どんなことがああろうとも持ち主の元へ帰るという冒険ストーリーが楽しかったはずなのに、なぜか「おもちゃとは、私達はこうあるべき」みたいなノリでポリコレを押し付けてくるのだから、どちらかというとプロパガンダ作品に堕ちてしまっている感じだ。
ボニーを性悪女に改変【3の感動台無しに】
3では、大人になって遊ぶ機会がなくなってしまったアンディが最後に子供のボニーに自分が子供の頃に大切にしていたウッディたちを引き渡し、ボニーはウッディを抱きしめて終わるという感動的なエンディングだった。
がしかし、4ではウッディは半ば無視されぞんざいに扱われ、フォーキーというガラクタのほうが大事にされ、アンディの想いをぶち壊すという最悪なストーリー展開となっている。
そのため、3の感動をぶち壊されたくない人は、マジで見ないほうが良い。
キャラの大幅改変
トイストーリー1〜3では、魅力的なキャラたちが様々な困難に立ち向かい、協力しあって時には対立するけど最後は和解しアンディの元へ帰るみたいなストーリーであり、ウッディやバズ、ジェシーといった主要キャラだけでなく、レックスなど脇役のキャラもキャラが立っていた。
がしかし、4では登場キャラの性格が大幅に改変され、バズは持ち前だった正義感を忘れて終始「心の声」に従い、ジェシーはおもちゃとしての禁忌である絶対に人間にバレてはいけないという範疇を超えて、車のタイヤをパンクさせるなど、好き放題暴れるだけのキャラに。
そして、レックスなどの脇役たちはほぼ出番無し。その出番の殆どがフォーキーやバニーという新キャラに奪われるというひどい内容だ。旧キャラの出番を奪ってまで掘り下げた話が「おもちゃとしての生き方」をレクチャーするというなんともお粗末なポリコレ話に成り下がったのだから、これは批判されてもしょうがない。
トイストーリー4は海外では評判高いのか?【海外の反応】
ここで日本人が毛嫌いしてるトイストーリー4の海外の評価を置いておきます pic.twitter.com/zo1FMg8vFn
— ⚒⚒⛪🕷TAIGA/「アニメな女とオタクな男」連載中!🕷⛪️🔥🔥 RIP BW (@mnlselvvigets5) June 17, 2022
日本ではボロクソだが、海外ではそこそこ評判が良いと言われているが、以下のツイートをご覧いただこう。
Rank the Toy Story films from best to worst…
Read our #Lightyear review: https://t.co/e35X4SEhHUpic.twitter.com/fpEA2giAFb
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) June 17, 2022
トイストーリー4のレビューになるのだが、いくつか付いたリプ欄を日本語訳してみると…
・トイストーリー4があるなんて知らなかったよ?(I had no idea there was a toy story 4????)
・4が驚異的な出来だったのに、なんでこんなに嫌われてるのかわからない。(Don’t know why 4 is getting all this hate when it was absolutely phenomenal.)
・↑3をワースト1にしていますね。発言する余地がない(You have 3 as the worst. You have no room to speak )
・4は最悪ではない……ただ、不要だった(4 doesn’t suck it was just unnecessary )
・トイ・ストーリー4」:良い作品、陽気なコメディ、感動的な結末、しかし非常に不要な作品。(Toy Story 4 – good film, hilarious comedy, emotional ending, but very very unnecessary )
・トイ・ストーリー4はクソだった(well toy story 4 was ass)
・4- Good movie かわいいし楽しいけど、必要ない。(4- good movie Cute n fun but unneeded)
みたいな感じで、そこまで評判が良いコメントは見当たらない。
というか、5chを見ても「海外では大絶賛」とアメリカの評価サイトである「rottentomatoes」の評価のパーセンテージをソースに評価が高いと言っているが、レビューを見る限りは別にそんなに評価高くないぞ?
見た感じ賛否両論って感じ。
なぜトイストーリー4はつまらなく・ひどい内容になったのか
ジョン・ラセター監督などの解任
トイストーリー4を巡る制作のゴタゴタ
2014年に制作発表
→トイストーリーの生みの親のジョン・ラセター監督が解雇
→脚本家として雇われたラシダ・ジョーンズとウィル・マコーマックが降板
→脚本の3/4を変更(つまり公開版にはジョン・ラセターの意図した物語はほとんど残っていない)— Yusuke|ライター (@Yusuke_writer_) July 12, 2019
「けものフレンズ」の時もそうだったが、たつき監督が解任されて作られた「けものフレンズ2」が酷評だったように、トイストーリーも生みの親であるジョン・ラセター監督や、脚本家として雇われていたラシダ・ジョーンズとウィル・マコーマックが4の時点で降板させた。
そのため、脚本の3/4が変更され、当初予定されてた内容とは全く別物になった経緯がある。
スタッフの変更、そして昨今のポリコレ汚染が拍車をかけて、上記のようなよく分からない話に仕上がってしまったと思われる。
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