【ウマ娘】韓国版ウマ娘がリリースされるが爆死は決定的か【海外展開がうまく行かない理由】
日本では大人気のスマホゲームである「ウマ娘」。
ここ最近では、かつてTwitterで廃課金を報告し、そのハマり具合がネタにされた楽天の田中将大投手が1週間ログインしていなかったことが、同じサークルのメンバーのツイートにより発覚し、着実に飽きてしまった人が増えておりかつての勢いは落ち着き傾向にあるが、日本以外ではどうだろうか。
どうやら、韓国のカカオゲームズが韓国版『ウマ娘 プリティーダービー』をリリースするようだが、果たして海外進出は成功するのだろうか
カカオゲームスが韓国版ウマ娘をリリース
韓国最大のゲームショウ『G-STAR 2021』にて、「カカオゲームス」が韓国版ウマ娘のPVなどを公開。
いよいよ韓国版リリースに向けて色々と準備を進めており、具体的なリリース日はまだ明らかにされていないが今回行われたイベントではウマ娘に出演している日本の声優陣のインタビュー映像も公開。イベントの内容は韓国のゲームメディアでも取り上げられており、「Cygamesの話題作」として注目される…はずだったが、いざ蓋を開けてみればYoutubeの再生数は以下の通り。
チャンネル登録者も2000人以下であり、アップされているオープニング映像の再生回数も3万回も到達しないなど全く注目を集めていない。
まだそこら辺のマイナーゲーやアニメのほうが注目されているようにみえる。
韓国でウマ娘が流行らないと思う理由
ウマ娘が韓国では流行らないであろう理由は以下の通り。
日本競馬がベースのゲームだから
そもそも、ウマ娘は日本競馬の歴代の名馬を女体化させたコンテンツであり、実際に起った史実を忠実に再現したり、時には現実ではなし得なかったことをゲームでは達成できるなどと行った、物語性を忠実にストーリーに落とし込んでいるのがウケているのであって、日本競馬に詳しくない海外ではそりゃ微妙な反応になるのは当然。
サイレンススズカやスペシャルウィークやトウカイテイオーなどの名馬を元ネタにし、その競走馬の史実をなぞった熱いストーリーが支持されているので、その背景を知らないとなると、人気出るのはかなり厳しいのではないでしょうか。
日本産の馬に負け続ける韓国競馬業界
それに加えて、韓国でも競馬自体は行われており、コリアカップなどのG1もあるようだが、このコリアカップは2016年より開催されているのだが、2016年には香港産の競走馬、それ以降は日本の競走馬が勝っており、特に連覇を狙った日本のロンドンタウンという日本では目立たない競走馬が、2着の韓国馬になんと15馬身の大差をつけ圧勝してしまうなど、レベルの違いを見せつけられる結果に。
こんな感じで、2019年からは日韓関係の悪化が原因で日本の競走馬を招待しないなどの措置を取っているようだが、韓国競馬のレベルの低さは変わらずであり、日本競馬のように様々なドラマがあるというわけでもないようで、仮にウマ娘に韓国の競走馬の女体化させたウマ娘を登場させるにしろ、ストーリーが作れないという大きな壁にぶつかりそうだ。
そんなこんなで結局は日本と同じキャラを採用せざるを得ない状況だが、上に挙げたように私達が韓国の競走馬界なんて興味ない、海外競馬といえば凱旋門賞くらいは知ってるレベルのニワカが多いように、その競走馬の背景を知らないとなると大して感動できないという点でうまくいくビジョンは見えない。
ウマ娘は性質上海外展開は難しい
よくウマ娘と比較されて、槍玉に上がるのが「FGO」。
こっちは過去に存在した偉人を「サーヴァント」として召喚して、「マスター」はそれを使役してバトルさせるというものだが、こちらは海外でもそこそこ人気のようだ。
というのも、このFGOは世界各国の偉人をサーヴァントにすることが可能で、ジャンヌ・ダルクやアーサー王、シェイクスピアやナポレオンといった世界でも知名度の高いキャラを扱うのだが、ウマ娘は日本競馬の名馬の女体化コンテンツであり、同じ実在のものが元ネタのコンテンツなのだが、知名度的に圧倒的な差が出てしまう。
実際ウマ娘は微妙な韓国だが、FGOはそこそこ人気のようで悪名高い闇ガチャを回すユーザーが一定数いる模様。
ウマ娘も海外向けに海外の名馬を登場させればいいのだが、日本とは違いあっちはダートが主流のようなのでそこをどう調整するかが問題となってきそう。
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