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GameWithの赤字転落はソシャゲの衰退の始まり?ソシャゲと共に企業系攻略サイトは消滅か

2020年10月9日SEOテクニック,ゲーム系GameWith,企業型攻略サイト

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GameWithの赤字転落はソシャゲの衰退の始まり?ソシャゲと共に企業系攻略サイトは消滅か

2020年10月7日、大手企業型攻略サイトの「Gamewith」の21年5月期第1四半期(6-8月)の決算が発表され、7700万円の赤字(前年同期非連結は8500万円の黒字)に転落したそうだ。

併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が3億5300万円の赤字(前期は2億1900万円の黒字)に転落する見通しを示した。

noteにて企業型攻略サイトはいつかは衰退すると書いたが、ここではもっとさらに詳しく解説していく。

ソシャゲと共に成長し、ソシャゲと共に衰退か

まずはこちらの記事をご覧いただきたい。

この記事によれば、2019年の半期決算ではそれまで業界を牽引し続けてきた大手デベロッパーであるDeNAやガンホー、コロプラなど軒並み赤字転落。

パズドラが登場して約8年、だいたい10年ほどの間で急成長を遂げ、嵐のように旋風を巻き起こした。

ただし、いつか嵐はいつかは去るもので、急速に成長すれば急速に衰退するもの。

というのも、「ガチャ」というソシャゲならではのシステムの問題にユーザーが気づき始めており、さらにコロナが追い討ちをかけてきているように思える。

ガチャはギャンブル

ガチャは所詮、パチンコなどと変わらないギャンブルです。最近では一定数課金すればそのキャラが手に入る「天井」機能や、課金すれば必ずそのアイテムやキャラが手に入るセットなどを販売するゲームも増えていますが、結局は運によって左右され、次々と新しくて強いキャラが登場し、そのキャラがいないとクリアできないステージなどが出てきます。

白猫プロジェクトなどがいい例ですが、イベントごとに強いキャラを出し続けて、どんどんインフレしていき、次々とガチャを回してその限定キャラを手に入れられないとまともにプレイできない状況にまでなり、もう新規ユーザーは参入の余地がない状況です。

このような感じで、ガチャを導入したソシャゲはゲームのエンタメ性というよりも、ガチャを引かせるためのゲーム作りが横行するという結果になり、最近ではコンシューマーゲームや海外のゲームのユーザーが増えつつあります。

コロナが追い討ちか

ソシャゲは上にあげように金がかかるゲーム性質なので、当然課金額に限度がある学生や、低所得者はどうしても課金者に対して優位には立てません。

さらに、コロナが蔓延したことで、職を失ったりボーナスカットだったりで収入が減る人が増え、とてもソシャゲに課金している余裕がない人が増えると思われます。

こうなると、新たにゲームを始めようと考えると課金要素の少ないゲームか、コンシューマーゲームに流れるのは当然のことでしょう。

ソシャゲと共に成長してきた企業型攻略サイトも衰退か

このようにソシャゲが衰退していく一方の最中、ソシャゲと共に成長してきた企業型攻略サイトも同時に衰退の一途を辿ることでしょう。

最近リリースされた中華ゲーム「原神」。早速ですがハイエナの如く企業型攻略サイトが軒並み広告費を稼ぐために、サイトを乱立させている。

GameWithの赤字転落はソシャゲの衰退の始まり?ソシャゲと共に企業系攻略サイトは消滅か

内容はもちろん似たり寄ったり。しかも誤情報だったり、エアプなのか?と思われるくらい酷い内容のようで、どのサイトもツイッターでは既にボロクソ叩かれている。

このような感じで、相変わらずの嫌われよう。

コミュニティとしての意義が失えば衰退の日は近い

企業型攻略サイトが対等する前までは、ユーザーWikiという形で、そのゲームが好きなプレイヤーが集まり攻略情報を交換しあっていて、より深い内容の攻略情報が集まっていました。

しかし、現状は皆さんが知るように攻略情報を探すのにも一苦労し、雑談掲示板などを設けていても罵詈雑言の嵐でとても見れたものではない。

このようにゲーム好きのコミュニティーとして機能していたwikiが廃れ、現状企業型攻略サイトが仕方なくその役割を担っている部分があるのですが、ほかに優秀なコミュニティが出現した時が企業型攻略サイトの終わりの始まりだろう。

特に脅威となってくるのが、Discord(ディスコード)と呼ばれるチャットアプリと思う。

Discord(ディスコード)

ディスコードはゲーマー向けの無料ボイスチャットアプリであり、チャットと通話がブラウザ上で利用でき、個人専用サーバーが開設できるサービス。

「○○ゲーム専用サーバー」「雑談相手募集」など、ネット上に個人サーバーを公開しているユーザーがいるため、不特定多数の人とチャットをしながら、一緒に同じゲームをプレイすることが可能であり、コミュニティーの目的も果たしながら、ガチユーザーから濃密な攻略情報を得られることから非常に人気のサービスだ。

検索ではエアプな攻略情報しか得られないのなら、そのゲームをよく知るヘビーユーザーから攻略情報を聞いた方が手っ取り早く、さらにそのゲーム好きの仲間と触れ合えることから、近いうちに下位互換扱いとなる企業型攻略サイトは駆逐されることはほぼ間違いないと思われます。

特にコンシューマーゲームなどのプレイヤーの腕に左右されるようなゲームでは企業型攻略サイトが出しゃばる幕はほとんどなくなるでしょう。

2020年10月9日SEOテクニック,ゲーム系GameWith,企業型攻略サイト

Posted by メソマ@管理人