【進撃の巨人】ファイナルシーズンのOP「僕の戦争」の映像を見た考察【戦争・自由の象徴の鳥が落ちる等】

2021年2月15日

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2020年12月6日より、NHK総合にて大人気漫画である「進撃の巨人」のファイナルシーズン(最終章)が放送されています。

ついに壁の外の巨人を駆逐することに成功した調査兵団ですが、エレンの父親の記憶から辿ると海の先には新たな敵がいると3rdシーズンの最後で言っていたとおり、ファイナルシーズンは「マーレ」という国家に侵攻するという内容の話になっています。

そのファイナルシーズンを総括するが如く、ファイナルシーズンのOPは今までとは全く違ったニュアンスの仕上がりになっており、初見で見た方々は衝撃を受けたことでしょう。

ここでは、進撃の巨人 The Final Seasonのオープニング曲である「僕の戦争/神聖かまってちゃん」を見た視聴者からは疑問の声や考察についてまとめていきます。

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進撃の巨人 The Final SeasonのOP「僕の戦争/神聖かまってちゃん」の動画

まずは、公式よりノンクレジットのOPが公開されているのでぜひご覧ください。

 

ここ最近の深夜アニメの傾向では第1話はオープニングは物語の最後に持ってくることが多いのですが、進撃の巨人のファイナルシーズンでは、第1話からOPもEDも公開されるという形をとっています。

そして、このOPを初見で見た方々は衝撃を受けたことでしょう。

あれ?見る作品間違えた??エレンやミカサはどこ??というかなんで灰色なんだよw

みたいな感じで、今までのオープニングとは全く違い、主要キャラが写っていないどころか色合いもモノトーンで、進撃の巨人ファイナルシーズンから見た人にとってはなんのアニメ7日全く伝わらない内容の映像かと思われます。

しかし、原作を読んでいたり、これまでのアニメを見た人にとっては評判が高いOPとなっており、まさにファイナルシーズン、マーレ編を的確に表現した映像と称賛との声も多く、特に海外ではわりかし評判のようでカバーしたりする人が続出。

それでは、そんな進撃の巨人のオープニングの中でも異質となった「僕の戦争/MY WAR」の映像について以下で考察する

進撃の巨人 The Final SeasonのOPの考察

まず全体的なテーマについて見ていきます。

ファイナルシーズンまでのあらすじ

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ファイナルシーズンまでは、「人類 vs 巨人」というう対立構図であり、人類は巨人から身を守るために壁を作り平和な暮らしを続けていたのですが、壁の一番外側であるウォール・マリアが破壊された後に、その壁が壊された後に多くの犠牲を払いつつも、再びウォール・マリアを奪還して巨人の真実と壁の外の真実を知ることができたエレンたち。

幼少の頃より憧れていた海にたどり着いたエレンたち調査兵団だが、壁の外の海と自由の象徴を個の目にして浮かれるアルミンを尻目に「海の向こうにいるのは敵だ」と、父親の記憶で海の向こうの敵を知っているエレンは悲しい表情でそう語りかける。

その後、調査兵団は壁の外の巨人たちをすべて討伐し、海を渡った先のまだ見ぬ敵たちと戦うことになる。

自由の象徴としての「鳥」が地面に落ちていく

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曲名が「僕の戦争」ということで「戦争」という言葉がこれまで以上に似合うほど殺伐としたOPです。

これまでのような巨人vs兵士というようなシーンが一切なく、兵隊が行進する様子や、軍艦が爆破される様子などが描かれていて、イントロの部分ではこれまでのOPで自由の象徴であった鳥たちが墜落する様子が描かれています。

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セカンドシーズンのOPである「自由の翼」では、飛び立っていく様子が描かれているのとは対象的に、地面に向かって落ちていく様子がなんとも言えない悲しさを表現していますね。

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↑2nd seasonのOPである「自由の翼」の1シーン。歌詞にも書かれているが、この世界での自由の象徴として描かれている。

このことから、巨人を倒せば自由になり外の世界には巨人という敵がいない世界が広がっていると考えていたが、外の世界にはまた別の敵がいて自由は幻想ということを描いていると考えます。

戦争に関するものはカラフル、それ以外はモノクロ

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このOPの大半のシーンを占める爆弾による爆発や火炎放射器の炎などには色が付けられ、兵士や鳥、戦艦や銃といったものは灰色で色の抜けたような印象を感じます。

このことから、戦争によって自由が奪われ、命は争いよりも軽いということを意味していると思われます。

実際にファイナルシーズン1話で早速戦場が描かれていて、そこにはたくさんの人間が死傷する姿が。さらにはエレンたちの同胞であるエルディア人が巨人という兵器として拠点を落とすために使われるなど、人の命が軽々しく扱われているのがよく伝わります。

実際に第二次世界大戦の頃、日本では特攻隊という戦闘機に乗って敵戦艦に命がけの体当たりをする攻撃もあり、独ソ戦では数千万人単位での死傷者が出るなど、戦争という特殊な状況下で人がただの道具として実際に扱われていた過去もあり、全世界の視聴者にとって何か心に響く描写となっていると思われます。

エレンやミカサなど主要キャラが一切描かれていない

一番今までのOPと比較して明らかに違うのは、エレンやミカサ、アルミンやリヴァイ兵士長といった主要キャラが全く描かれていないということです。

ちなみに、2nd シーズンのOPの1つ「心臓を捧げよ!」の映像がこちら。

このように、これまでのオープニングでは巨人という強大な敵にエレンやミカサなどの調査兵団が命がけで挑む様子が描かれているのですが、ファイナルシーズンの「僕の戦争」の場合はその様子が全く描かれていません。

原作コミックスを見ればわかると思うのですが、今まで巨人を倒すことで自由になれるという希望を求めて彼らは戦ってきましたが思うような結末にはなりませんでした。

エレンやミカサたちがいないのは、今までの希望が打ち砕かれ、今度は巨人という兵器として新たな敵に立ち向かわなければいけない、絶望と戦争の悲惨さをエレンたち目線見で描かれたものだからではないでしょうか。

実際に上に上げたように、彼らが自由の象徴として捉えていた鳥たちが落下している描写もあり、さらにこの後エレンが闇落ちすることからもおおよそ合っていると思われます。

最後の雨と巨人たちの像

最後には雨らしきものが降り続けているシーンがあります。そして、地面には人と思われる死骸やさらには壊れた道具、巨人の残骸のようなものが描かれています。

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雨というだけでものすごい悲壮感が漂うのですが、この雨は戦闘後に発生する酸性雨であるという声もちらほら。

原作のネタバレになるので、あまり言えないのですが「地ならし」後の世界を表していると思われます。

僕の戦争を歌っている神聖かまってちゃんについて

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このオープニングを歌っているのは「神聖かまってちゃん」という3人組のロックバンド。進撃の巨人の作者の諫山創先生も大ファンのバンドであり、過去には「進撃の巨人 Season 2」のエンディングテーマに「夕暮れの鳥」を選んだことも。

今回もそういった所以から、オープニングを担当することになったようですが、諫山創先生も今回のオープニング大のお気に入りだとか。

なお、現在「僕の戦争」はTVサイズにて配信されているので、ぜひダウンロードしよう。

↓公式サイト