【打ち切り?】ダイヤのAが最終回を迎えた完結理由とは【act2 308話ネタバレ】
アニメ化もされたダイヤのAも最終回か。
2000年代以降の野球漫画の代表格の一つである「ダイヤのA」。主人公の沢村栄純が2年生となって甲子園を目指す「ダイヤのA act2」が連載されていたが、2022年10月26日発売の週刊少年マガジンで最終回を迎えた。
ただ、最終回と言えどその終わり方は打ち切り感半端ないもので、このあとの甲子園の戦いを描くact3への期待もあったが、ガチのマジで今回で終わりの模様。
ここでは、ダイヤのAの最終回が打ち切り感半端ない理由と、このタイミングで終了した理由などをまとめていく。
ダイヤのA act2が308話で最終回を迎えたことが話題に
2000年代以降の野球漫画の代表格の一つである「ダイヤのA」。主人公の沢村栄純が2年生となって甲子園を目指す「ダイヤのA act2」が連載されていたが、2022年10月26日発売の週刊少年マガジンで最終回を迎えた。
ダイヤのAと言えば、2013年にアニメ化もされ、それがきっかけで野球が興味ない女子層にも人気が出たことで話題となり、何よりも現在アニソンを多く手掛けるオーイシマサヨシ氏が第1期のOPを担当し、そこから知名度が向上し出世するきっかけとなった作品だけにかなりショックを受けている人も多いかとは思う。
さらに、最終回なのだがその終わり方が打ち切り感半端ないことでも話題となっているのだが、どのような終わり方だったのだろうか?
ダイヤのA act2 308話ネタバレ
以下は、ダイヤのA act2 308話のネタバレ。
長年の宿敵であり、沢村栄純が1年生のときに破れた稲毛実業高校(稲実)を倒した青道高校は、夏の甲子園の舞台へ進む。
夏の甲子園では広喜という高校と戦っており、1回戦は降谷が5安打1失点で、沢村はベンチ枠から漏れていたとか。そこで2回戦なのか沢村が選手交代して投手として出場。
回想で、沢村は軽い炎症を起こしておりしばらく投げなければ治るという話であり、最終回の9回のみでの登板となった。
そこでマウンドに上がった沢村にその心情が描かれており、『世界はきっと 俺たちが思っているよりずっと広い 未来のことだって誰にもわかりゃしない』『それでも一歩踏み出せば人生を買える出会いがあるかもしれない』『自分で選んだ道が新しい地図になる』『ふはははは新・沢村伝説の始まりだー!!』
ということで、「俺たちの戦いはこれからだ!」感漂う打ち切り感半端ない終わり方で終了。
稲実に勝ったあとの甲子園を勝ち進んでいく流れまでが期待されたが、蓋を開けてみれば甲子園2回戦で終了。
終わり方がベイビーステップみたい
また、Twitterでは終わり方がベイビーステップみたいだとも言われている。
ダイヤのAとベイビーステップの打ち切り最終回 pic.twitter.com/zUUS9Ffmc0
— まる (@m29813208) October 25, 2022
ベイビーステップはテニス漫画だが、『このまま続ければきっと届く…タイム!』というセリフで最終回を締めている。
この最終回に行き着くまでの流れになるのだが、ATP250アトランタという海外でのテニストーナメントにて、主人公の丸尾栄一郎が世界デビューの初めての対戦相手と戦うことになるのだが、その相手というのが第5シードのジェームズ・ファウラーという選手。
最初はファウラーがゲームを連取。しかし、栄一郎が途中からノートにメモをしまくってデータを貯めていき、ノートを取りながら色々思考し上記の画像のように『このまま続ければきっと届く…』と言って、審判がタイムを宣言し、休憩時間が終わったことを伝えて終わるというなんとも言えない流れだ。
ダイヤのAでは、甲子園のマウンドに立ったところで終了、ベイビーステップは海外のトーナメントの初戦の途中で終わるという終わり方が似ていることからバズったようだ。
俺たちの戦いはこれからだ!感が打ち切り漫画のよう
ダイヤのAは本当にこの終わり方ならほぼ打ち切り漫画だぞ
ここまで清々しい「俺たちの戦いはこれからだ!」は久々に見た— shin (@shin1_1999) October 26, 2022
よく打ち切られる漫画の特徴として「俺たちの戦いはこれからだ!」みたいなセリフで閉められることが多いが、ダイヤのAも戦いがこれからだと言うのに続きが描かれないという終わり方なので、打ち切りと言われても致し方ない気がする。
ただ、そこらへんの打ち切り漫画では単行本1巻くらいのボリュームで打ち切られる事が多いのだが、ダイヤのAは16年も連載が続いているので、十分よくやったほうだとは思う。
特にこういったスポーツ漫画では、他のバトル物と違いどうしても中途半端な終わり方になりがちであり、あのバスケットボール漫画の金字塔である「スラムダンク」も、最大の敵である山王にインターハイ2回戦で勝ったところで、次の試合は嘘のようにボロ負け・主人公の桜木花道が背中を負傷して終わるという終わり方だったので、長期連載したスポーツ漫画らしい終わり方と言えば、終わり方なのかもしれない。
ダイヤのAが最終回を迎えた理由
週刊連載が厳しくなったため
ダイヤのAがこのタイミングで終了する理由として、公式ツイッターが以下のように答えていた。
体力的に週刊ペースで原稿があがらなくなってきた事。
納得いかない絵が増えてきた事。
取材に行く時間を取れなくなった事。
他にも理由はいくらでもありますが、何より自分自身が元気のない沢村を見たくなかったし、無理して話を進め、みんなの進路や人生を雑には決めたくなかった。— ダイヤのA (@diaace_official) October 26, 2022
なので週刊連載でのダイヤのAはここで区切ることにしました。
最後までわがままを聞いてくれた担当さん、編集部の皆さんには感謝しかありません。とりあえず、東東京の決勝、コミックス作業を終わらせて、これからのことはゆっくり考えます。
最後にバカでギラギラした沢村が描けて嬉しかった泣(寺)
— ダイヤのA (@diaace_official) October 26, 2022
やはり週刊ペースで連載するのは体力的にスケジュール的に厳しい状況になったようで、納得行かない絵が増えて取材に行く時間も取れなくなったことが主な原因らしい。
少なくとも、人気がなくなって打ち切りというわけではなく、作者である寺嶋裕二先生のほうが限界が来てしまったため、残念ながら続きを描くことは難しくなったようだ。
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