【動画】ロシアの真空爆弾とは?威力は強力で窒息死や内臓破裂などの症状も【ジュネーブ条約で禁止】
2022年2月24日、後世の歴史の教科書に間違いなく記述される歴史的出来事であるロシアによるウクライナ領土への侵攻「ウクライナ戦争」が始まった。
ウクライナ軍の奮闘により、ロシア軍は想定外の損失が出て進軍スピードもかなり鈍化しているようだが、そんな状況にイライラしてしまったためか状況を打開すべく2022年2月28日に「真空爆弾」という恐ろしい兵器を使用したと話題になっています。
真空爆弾はジュネーブ条約で禁止されている兵器であり、核攻撃に次ぐ恐ろしい武器と言われていますが、実際に真空爆弾を使用した?と言われている動画やその威力についてまとめました。
ロシアがウクライナで真空爆弾(燃料気化爆弾)使用疑惑
現在も双方甚大な被害が出ているウクライナ侵攻。
現在ウクライナ軍の奮闘により、ロシア軍は想定外の損失が出て進軍スピードもかなり鈍化しているようだが、そんな状況にイライラしてしまったためか状況を打開すべく2022年2月28日に「真空爆弾」という恐ろしい兵器を使用したと話題になっています。
チェルカースィ州で真空爆弾使用か
報道によればチェルカースィ州で真空爆弾が使用されたとのことです。
実際に、現地の人が撮影したその瞬間の動画が残っている。
以前、私がアップロードした映像が真空爆弾(熱圧力弾)であることが確認された。 ロシアはついにその兵器まで使用した。 https://t.co/GouiyxboIRpic.twitter.com/G9KfHeFO5f
— JeongWoo (@tenichi08) February 28, 2022
↓真空爆弾が落下したとされる場所。
スームィ州アフトゥイルカでも真空爆弾使用か
さらに現地のツイートによると、アフトゥイルカの石油貯蔵所にも真空爆弾が使用されたの報道も。
Oil depot in Okhtyrka, Sumy region (northern Ukraine) was destroyed by a vacuum bomb. This type of weapon is known as the most deadly non-nuclear bomb. Its use is prohibited by Geneva Convention. #StopRussia #StandingWithUkraine pic.twitter.com/6FSxLIVT3x
— UkraineWorld (@ukraine_world) February 28, 2022
UKRAINE @OKHTYRKA
on fire again after russians used another vacuum bomb outlawed by the Geneva Protocol, targeting civilians.#putinsCrimes #russoukrainianwar #putin #Ukraine #putinwar #putinIsaWarCriminal #war #warinukraine #russia #RussiaInvadedUkraine pic.twitter.com/v7653Frrgp— Mark (@KnightMirko) February 28, 2022
ジュネーブ条約で禁止の真空爆弾(燃料気化爆弾)の威力について
まず、今回使用された真空爆弾はロシアが開発したもので、燃料気化爆弾と言うこともあり、核兵器に次に威力があるとも言われています。
真空爆弾は巨大であり基本的に輸送機で投下してガソリンのように非常によく燃える液体や気体を広く空気中に噴霧しておいてからそこに火をつけるというもの。
普通の爆弾と比べ燃焼時間が長く、火が付けばそこから一気に燃焼が起きて酸素中の酸素がほとんど消費されてしまうため、周りに呼吸できる空気が無くなってしまうことから「真空」という呼び名がついたようだ。
呼吸ができずに窒息死する可能性もあり、さらに広範囲に衝撃波を発生させるため、急激な気圧の変化による内臓破裂などを起こさせる事が可能なので地下壕や堅牢な建物などに閉じこもっている場合に有効。
これは建物・施設を壊すというよりも人員を殺傷するのに特化した兵器であり、非常な苦痛を与えるということで、ジュネーブ条約によって使用が禁止されています。
国際法違反か
このようにジュネーブ条約で禁止されているため、ロシアがやったことは国際法違反でありバッシングがさらに強まっています。
現状ロシア軍の意に反してウクライナ軍が善戦しているため、進軍が思うように行かないため、なりふり構っていられないため今回のような殺傷能力の高い兵器を使ったと言われている。
ただ、これがエスカレートして核も使うのではないか?という懸念が日に日に強まっているのは言うまでもない。
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