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はじめしゃちょーが「YouTuberあるあるソング」のMVを公開!「やらせ」「企業案件」が入っていない件についての感想

2020年9月6日Youtuber・配信者・その他インフルエンサーはじめしゃちょー

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はじめしゃちょーが「YouTuberあるあるソング」のMVを公開!「やらせ」「企業案件」が入っていない件についての感想
人気ユーチューバー 「はじめしゃちょー」

2020年9月1日に人気ユーチューバーで登録者800万人越えの「はじめしゃちょー」が「YouTuberあるあるソング」というMVをYoutube上で公開した。

公開からまもなく、大反響を呼びHIKAKINさんを始め、MVに出演したyoutuberからコメントもらうなど2020年9月5日時点では動画についたコメント数が15000件を超えるなど大変人気となっている。

だがしかし、「YouTuberあるあるソング」にはある2つの"あるある"がかけていると私は思う。

そのかけている2つのあるあるについて以下でまとめる。

「YouTuberあるあるソング」のMV

まずは「Youtuberあるあるソング」のMVをご覧いただこう。

製作費1200万円かけたようで、本当のアーティストのMVの如くクオリティーが高いものとなっている。

作曲者に「岡崎体育」という私立恵比寿中学や、関ジャニ∞にも楽曲を提供する有名アーティストを抜擢し、MVにはUUUM所属の有名ユーチューバーなどが出演し、実質的に豪華なコラボ動画としてファンを魅了している。

タイトル通り、歌詞の内容もyoutuberあるあるということで、youtuberじゃなくとも視聴者側からも「わかる〜!」と言わんばかりの思わず「うんうん」と言いたくなるような内容だ。

例を挙げると以下の通り。

・挨拶がダサい

・コラボ動画で再生数稼ぐ

・コメント欄も人気に比例して荒れる

・ある程度人気出たら歌を出す

・謝罪するときはスーツを必ず着る

などなど、YouTuberの動画を見ていれば、「確かに!」と思うような内容ばかりだろう。

だがしかし、これがなきゃ真の「YouTuberあるあるソング」にはならないだろうと思うことが2つある。それを述べていこう。

「YouTuberあるあるソング」に欠けている2つの要素

上に挙げた「YouTuberあるあるソング」は、視聴者や同業者のユーチューバー の共感を買う素晴らしい内容となっているが、個人的には2つの要素がかけていると思われる。

その2つというのが、「やらせ」と「企業案件」だ。

以下で詳しくまとめる。

ドッキリ動画などのリアクションは基本「やらせ」

はじめしゃちょーが「YouTuberあるあるソング」のMVを公開!「やらせ」「企業案件」が入っていない件についての感想

これはすでに人気ユーチューバーの「ラファエル」さんなどが公言していることだが、基本的に動画のネタやリアクションは「やらせ」ということ。

視聴者もうすうす感じてはいるようだが、ラファエル以外のユーチューバーでも、基本的にドッキリ動画は特にやらせと思っていいでしょう。

まぁこのドッキリという企画自体、テレビ番組がずっとやってきた企画内容だが、それをこぞってYouTuberがパクりだして、一人の有名ユーチューバーがやり出すとそれに釣られてバイラル効果の如くどんどん派生していき、「ドッキリ動画は再生数が取れる!」と分かった途端、他のユーチューバー もイナゴの如く真似し出して、しょうもないドッキリ動画のムーブメントを作り出してしまったのだ。

実際に私もYoutuberの撮影に協力した某所の某方から話を聞いたことがあるのだが、人が突然入れ替わるドッキリを撮影していた某ユーチューバーたちは、リアクションの打ち合わせをしていたそうだ。

別にそれ自体何も悪いことではなく、視聴者を楽しませる動画を撮影するためには必要なことだとは思う。

実際やらせと認めているユーチューバーも増えていることだから、「Youtuberあるあるソング」の歌詞に「ドッキリ動画〜撮影前には入念な打ち合わせ〜リアクションつまらなすぎてNG連発」みたいな歌詞書いてもよかったのでは無いかと思う。

企業案件でぼろ儲け

はじめしゃちょーが「YouTuberあるあるソング」のMVを公開!「やらせ」「企業案件」が入っていない件についての感想

アーティストのライブのチケット代よりもグッズ代の収入の方が大きいように、YouTuberは再生数を稼いでGoogleからの広告収入よりも、企業案件数件やるだけでかなりのお金を稼げるということで、みんなこぞって企業案件引き受けている状況なのに、なぜ「YouTuberあるあるソング」に"企業案件"の文字がないのか。

最近問題となっている「インフルエンサーマーケティング」の1つだが、だいたいどのYoutuber見ても「商品提供:〇〇会社様」とかいう文言を入れてステマっぽい動画、よくその商品を知らずに人生に1回くらいは宣伝動画上げたことあるだろ?

化粧品、サプリ、マンション探しのサイト、インフルエンザ予防に利く飴、消費者金融…挙げればキリがないが、あなたが好きなユーチューバーもなんかよくわからない商品をレビューしている動画みたことあるでしょう?

これこそ「YouTuberあるある」なのではないか?と強く思うのだが、なぜ入れなかったのかはじめしゃちょーに聞いてみたい。

ただし、この企業案件なのだが、お金は再生数稼ぐよりも稼ぎやすいらしいが、一歩間違うと炎上してしまうことはみんなも知っての通り。

【炎上】てんちむ 豊胸を隠しバストアップサプリなどをファンに宣伝した炎上に学ぶインフルエンサーマーケティングの歴史

このようにある程度有名なら、歌を出すよりも、高級車乗り回すよりも、ペットを使って再生数稼ぐよりも「お金がもらえるから企業案件の動画を制作」したことの方が多いんじゃないですかね。